地域で支え合う介護コミュニティ新聞
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コラム     本の紹介           2008年1月15日更新
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 ■用語解説


用語解説

介護サービスを利用する方やヘルパー、介護福祉士などを目指す方に便利な用語解説としてまとめてみました。順次、増やしていきます。



一過性脳虚血発作 (いっかせいのうきょけつほっさ)
 脳への血液が一時的に途絶えて運動麻痺などの症状が起き、これが24時間以内になくなる病気。24時間以上も続き、三週間以内に完全に消失する病気を可逆性虚血性神経脱落症状(RIND)と言う。

壊死 (えし)
 体の細胞や組織の一部が生命をなくす、あるいは死亡すること。

高齢社会白書
 高齢社会対策基本法に基づき、1996年から毎年政府が国会に提出している年次報告書。高齢化の状況や高齢社会対策の実施の状況、また、今後の施策について明らかにしている。

喀血(かっけつ)
血を吐く

クモ膜下出血 (くもまくかしゅっけつ)
 脳を覆う髄膜の間にあるクモ膜下膣というすき間に出血する病気。原因の多くは、脳動脈瘤の破裂です。症状は、激しい頭痛と意識障害が特徴。40〜50歳代に多い。


高齢社会対策基本法 (こうれいしゃかいたいさくきほんほう)
 高齢社会対策の基本理念を明らかにし、その方向性を示し、国をはじめ社会全体として高齢社会対策を総合的に推進していくために制定した法律。1995年11月15日公布、95年12月16日施行。
 前文では、次のように言っている。
 国民のたゆまぬ努力で、かつてない経済的繁栄を築き上げるとともに、人類の願望である長寿を享受できる社会を実現しつつある。今後、長寿をすべての国民が喜びの中で迎え、高齢者が安心して暮らすことのできる社会の形成が望まれる。このような社会は、すべての国民が安心して暮らすことのできる社会である。
 しかし、日本の人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおり、遠からず世界に例を見ない水準の高齢社会が到来するものと見込まれているが、高齢化の進展の速度に比べて国民の意識や社会のシステムの対応は遅れている。早急に対応すべき課題は多岐にわたるが、残されている時間は極めて少ない。
 このような事態に対処して、国民一人ひとりが生涯にわたって真に幸福を享受できる高齢社会を築き上げていくためには、雇用、年金、医療、福祉、教育、社会参加、生活環境などにかかわる社会システムを不断に見直し、高齢社会にふさわしい適切なものにする必要がある。そのためには、国や地方公共団体はもとより、企業、地域社会、家庭、個人が相互に協力しながらそれぞれの役割を積極的に果たしていくことが必要である。

心不全  (しんふぜん)
全身の臓器・組織の需要に応えて十分な血液を送り出すことができなくなった状態。

褥瘡(じょくそう)
 皮膚の圧迫により血行が阻害されて皮膚、皮下脂肪に起きる潰瘍。重度になると筋肉にまでおよぶことがある。骨が突出して局所的に圧力が加わる部位に生じやすい。また、栄養状態低下時、感覚低下、排泄物などにより皮膚が湿潤、汚染されている場合は特に起きやすい。2時間以上の同一体位をとると起きやすい。
 症状は、初期段階では発赤(ほっせき=皮膚や粘膜が充血して赤くなる)を生じ、ただれたようになり、進行すると皮膚が崩れ落ちてくる潰瘍になる。
 予防と治療は、時間を決めて体位変換をする。

血を吐く (ちをはく)

 突然血を吐いた場合には、 吐血(とけつ)と喀血(かっけつ)とがある。

吐いた血の色など 出血の器官 原因
吐血 黒褐色で、食べ物が混じっていることがある。 食道や胃などの消化管 食道静脈瘤の破裂や胃潰瘍などの食道や胃、十二指腸の病気が考えられる。
喀血 咳き込みしながら鮮紅色で泡の混じった血液を吐くことが多い。 気管支や肺などの呼吸器 肺がんや気管支拡張症などの主に肺や気管支の病気が疑われる。

吐血 (とけつ)
血を吐く

脳梗塞  (のうこうそく)
 脳卒中の一つ。脳に栄養を送っている血管がつまり、そこから先に血液が流れなくなり、脳組織の一部が壊死してしまう病気。血管がつまる原因によって、脳血栓と脳塞栓(のうそくせん)に分けられる。
 脳血栓は、動脈硬化などで血管が狭くなって血液の流れが悪くなり、血栓(血の固まり)ができてつまる。症状の始まりはゆっくり。脳塞栓は、脳以外の場所にできた塊が血液に乗って流され、脳の血管に引っ掛かり、血管をふさいで起きる。

脳出血 (のうしゅっけつ)
 脳卒中の一つ。大部分が高血圧によって起きる。高血圧を治療しないでいると、脳内の小動脈の血管壁が壊死してもろくなり、やがて血管内の圧に耐えきれなくなって破れ、脳の内に出血する。
 日中に突然、発症することが少なくない。

脳卒中 (のうそっちゅう)
 脳血管障害という。脳の血管に異常が起こり、突然、麻痺や感覚障害、失語症といった様々な症状が現れる状態のこと。原因と症状によって、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血、クモ膜下出血、一過性脳虚血発作、可逆性虚血性神経脱落症状に分類される。

慢性関節リウマチ
 多発性の関節炎を主な症状とする慢性の全身的な病気。原因としては自己免疫が考えられる。
 症状は、手のこわばりや手指、足趾(そくし)の小関節や手、肘、膝関節などにうずくような痛みと腫れが出現、次第に全身に広がる。診断は、臨床症状や種々の検査所見などに基づいて行う。治療は、原因療法はまだない。活動性を抑え、進行を食い止める対処療法が主体。適度な安静と適度な運動を維持することが大切。その他、外科的療法リハビリテーションなががある。

労働力人口
 15才以上の人口のうち、仕事をしている人や働く意思のある人である就業者と完全失業者(収入になる仕事をしなかった人のうち、仕事に就くことが可能であって積極的に仕事を探していた人)の合計。

参考資料
「医学一般−生きることの醫−医学と人間」(1996年4月 日本放送協会学園発行)

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